こんにちは!東大生ぬんたです。
中高生の皆さん、古文の勉強で悩んでいる人いませんか?
成績の足を引っ張るクセ者のコイツを何とかしたい!という人も、多いのではないでしょうか。

冷静に考えて、いきなり1,000年も前の日本語を読めだなんて、無茶だよな?!
それが案外、無茶でもないんです。
今回は、「古文って、何からどう勉強すればいいの?」という人向けの勉強手順をまとめました。
古文は、勉強の手順を間違えてしまうと、残念ながら努力してもなかなか伸びません。
裏を返せば、手順さえ間違えなければ、最も得意科目にしやすいとも言えます!
どうせやらなきゃいけないんです。せっかくなら楽しんで勉強していきましょう!
この記事では、初めて古文を学習する人が、学校の小テストの勉強から定期テスト対策まで、何を・どうやって・どの手順でやればいいかを徹底解説していきます!
STEP1:古典文法の勉強手順
文法は古文読解に不可欠ですが、なぜかここを軽視してしまう人が多いのも事実です。
たとえば、皆さんが建築士になったとして、家を建てることになったとしましょう。
いきなり「よっしゃ!屋根から作り始めるぞ!」って思う人は、多分あまりいないですよね?

俺は屋根から作るぜ、テンション上がるし!
・・・あ、俺だけ?
文法は、家で喩えるならまさに「土台」の部分です。ここがないと他も崩れるので、文法を最初に固めるのが点数UPの最短ルートです。
教材を選ぼう
古典文法の学習を始めるためには、どんな教材を用意すれば良いのでしょうか。市販の文法参考書を購入するにも、シンプルで薄いものから複雑で分厚いものまで、多種多様です。
結論、最初は最低限の知識が簡潔に書かれた、自分にとって一番分かりやすい教材を選ぶのがいいと思います。
ちなみに私は、こちらの参考書に大変お世話になりました。無駄な記載がなく、初学者も理解しやすい簡潔さが特徴の演習ドリルです。章末問題で学習内容を振り返れるのもポイントです。
もちろん、学校配布のテキストで使いやすいものがあれば、そちらを活用するのもアリだと思います!
用言をマスターしよう
教材が整ったら、いよいよ学習スタート。
参考書を開くと、おそらく一番最初に学ぶのが「用言」。動詞、形容詞、形容動詞の総称です。
動詞の活用の種類は、全部で9種類あります。形容詞・形容動詞はさらに少なく、それぞれ2種類ずつしかありません。
また、活用形もお馴染みの6種類(未然形、連用形、終止形、連体形、已然形、命令形)です。
用言は活用の種類と活用形さえ解答できれば、小テストはもちろん、定期テストの文法問題も点数が取れます。
まずはとにかく、活用表の暗記が大切ですね。
繰り返し音読して、リズムとともに記憶に定着させていきましょう!
助動詞をマスターしよう
続いて、助動詞で覚えないといけないものは、意味・接続・活用です。
助動詞は、全部で28個あります。

待って。待って待って。今、「そっ閉じ」しようとしたでしょ、うん。
頼むから、ブラウザバックしないでね。
28種類じゃないですからね。28「個」ですよ。
皆さんいつも、超長い英単語を何百個、もしかしたら何千個と暗記していますよね。
それに比べて、たったの28です。しかも、ほとんどが1文字か2文字の短いものばかりです。
それぞれがどんな意味を持ち、どんな活用をするのか、そして他の単語との接続を覚えれば、識別も完璧にできるようになります。
助詞・副詞・敬語は余裕ができてからにしよう
「古文嫌いな学生あるある」として、文法の暗記がつまらなくて挫折するパターンが多いです。
でも、安心してください。まずは、用言と助動詞までの学習で十分です。
たしかに、他の品詞も古文読解をする上では欠かせないし、学習しないと入試レベルの問題は解けません。しかし、助詞・副詞・敬語は初学者にとってハードルが高く、いきなりやっても点数UPがさほど見込めないというのが本音です。

助詞・副詞・敬語は、文法と単語の学習が一通り済んでから再び戻ってくれば問題ないんだね!
最初のうちは、用言と助動詞を完璧にしましょう!
STEP2:古文単語の勉強手順
文法の授業が終わると、多くの学校では英語の単語テストのように、古文単語の意味を問われる小テストが始まると思います。
では早速、古文単語の勉強手順について見ていきましょう!
単語テストはペースメーカーにしよう
「古文とは言っても、一応日本語でしょ?単語テストの勉強かったるいし、ノー勉で推測しながら解けばいいか」なんて思っている人、いませんか?

なんで俺の考え全部読まれてんだよ・・・
実は、古文の学習で暗記しなければならない単語数は約350語ほどで、英単語と比べると非常に少ないです。
これは、学校の小テストや定期テスト対策だけでなく、大学受験までに必要な語彙数もこの程度です。極端な話、受験校が東大・京大だろうと早稲田大・慶應義塾大だろうと、350語も覚えておけば十分なんです。
その350語でさえ、「自主的に勉強するのは面倒だな…」と思う学生のために、学校では小テストという勉強の機会をわざわざ与えてくれているわけです。せっかくのチャンスをドブに捨ててしまうのは非常にもったいないことは、言うまでもないのではないでしょうか?
ちなみに私は、この単語帳が必要十分だと感じたため使用していました。
暗記の負担が英語の10分の1なのに、学校が勉強のペースまで丁寧に提示してくれる。つまり古文って、ノー勉だと確かに手も足も出ないのですが、ちゃんと勉強さえすれば、タイパ・コスパ共に最強の科目なんです。
小テストを疎かにせず、勉強のペースメーカーとして活用していきましょう!
例文を読み込もう
ここで学生がよく陥りがちなのが、「単語帳丸暗記症候群」です。
単語の真下に書かれた古語の意味だけを機械的に暗記しようとし、いざ小テストで問題を見ると、古語と現代語訳の組み合わせが分からなくなるという展開、一度は経験ありませんか?
確かに、小テストまで残り3分しかないのであれば、この詰め込み方も否定はしません。ただ、短期記憶に頼りすぎると、結局また一から覚えなおしになるので、後から地獄を見たくないのであればオススメしません。
ここで注目してもらいたいのが例文です。
先ほどの単語帳にも、よく見ると単語の意味以外に、古語を用いた例文が記載されています。
例文までしっかり読むと、以下のようなメリットがあります。
- 文脈が分かるので、古語が持つ複数の意味を覚えやすくなる
- 有名な古典文学作品の引用文に触れるので、定期テスト対策になる
- 古文に触れる機会を増やせて、読解スピードが向上する
一見遠回りに思えても、長期的な暗記をしたいのなら、例文をしっかり読み込むことが一番の近道です。
STEP3:授業ノートを復習しよう
古文の定期テストに臨む上で、最後に必要なのが授業ノートの復習です。
通常、古文の定期テストでは出題される文章が範囲指定されています。裏を返せば、既にストーリー展開が分かっている文章しか出ません。
これが現代文などであれば、たとえ事前に出題される文章が分かっていていても、紛らわしい選択肢のオンパレードで得点しづらい、なんてこともあるかもしれません。
でも、今回は古文です。評論文の論理把握力も、小説文の複雑な心情理解力も要りません。何の話をしているかが分かれば正解できるわけです。
古文の文章読解問題では、文法・単語の問題がセットで出題されます。これまでに紹介した方法で、テスト範囲の古語の文法・現代語訳をしっかりと覚えておけば、90点以上の高得点が望めます。

凄っ!そんなに点数取りやすいんだ!
テスト直前期にしっかりと見返せるよう、復習しやすい授業ノートを作っておきましょう。
なお、古文の授業ノートの作り方については、別記事にて解説予定です!
今回のまとめ
- 用言の活用表・活用の種類、助動詞の活用表・意味用法を覚える
- 古文単語の小テストにしっかり取り組む
- 授業ノートを復習する
古文を勉強する醍醐味は、日本の古典文学を幅広く知ることができることだと思います。
つい一昨年も、NHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されて、『源氏物語』が話題になりました。私も高校3年生の頃、漫画『あさきゆめみし』で『源氏物語』の世界観に触れ、夢中になってずっと読んでいたのを思い出します。

勉強しろw
あ、流石に休憩時間中の話です。勉強はちゃんとしてましたよ。時々没頭しすぎて時間が経つのも忘れていましたが(小声)
「1,000年前の日本語なんて分からない、なんの意味があるんだ」と言う人もいるかもしれません。ですが私は、1,000年も前の文学が、こうして時を超えて現代人の私たちをも虜にするだなんて、とても素敵な話だと思います。
もしかすると「自分は理系だから」「古文はつまらないから」などと口に出してしまっている人もいるかもしれませんが、今回の記事を通して、皆さんの中で少しでも古文の勉強を楽しめる人が増えてくれたら本望です。
では、次回の記事でまたお会いしましょう!

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