こんにちは!東大生ぬんたです。
高校生の皆さん、大学受験に向けた準備は順調でしょうか?
中には「まだ高1だし!だいぶ遠い先の話だよ~」という人も、いるかもしれませんね。
今回は、全国の高1生、高2生に向けて、
大学入試って、遠い未来の話ではないんだよ!
というメッセージと、本番に向けて何をすべきなのか、解説できればと思います!
前提:決して「勉強以外するな」とは言ってない
さて、いきなり「大学入試は、すぐだぞ!」と声高に言われても、反論したくなりますよね。

だって、まだあと1~2年もあるんだよ!他にやることもあるし、勉強ばっかりじゃ高校生活楽しめないよ!
その通りです。
勉強も大事だけど、学校行事や部活動をはじめ、今しかできない貴重な経験も盛り沢山です。
まずハッキリさせてください。私は決して、「遊ぶな」とか「行事や部活動の手を抜け」とは言っていません。「勉強しろ」と言っているのです。
なぜか「勉強しろ」は「他を犠牲にしなさい」と同義、と捉える学生が多いですが、そんなことはありませんよね。
運動部で全国大会の優秀な成績を残しながら、学校行事や課外活動にしっかり打込みながら、東大や京大に合格していく生徒だって毎年いるわけです。
彼らは、全ての人間に平等に与えられた1日24時間という枠の中で、純粋にタイムマネジメントがめちゃくちゃうまいんです。ダラダラとスマホをいじって早2時間…なんてことは、恐らく彼らにはないでしょう。
「部活は絶対やめないからな!」「この活動は学生生活最大のやりがいなんだ!」と、「勉強しない免罪符」を振りかざしている人に、少しチクチク言葉を贈ります。
「ダラダラと過ごしているリール動画の視聴時間」「無目的なネットサーフィン時間」「行きすぎたゲームプレイ時間」、全て見直してカットできていますか?

うっ…耳が痛い…
高校生という一生に一度しかない時期です。今しかできない経験を沢山積んで、いろんなことを感じとったり考えたりして、その上で「やるべき勉強をしっかりこなす」、皆さんにはそんな充実した高校生活を送ってほしいな、と思っています。
受験が遠い未来ではない理由
ゴールは「入試日」ではない
さて、いよいよ本題です。
受験が遠い未来だと思っている人は、何を根拠にそう言っているのでしょうか?
例えば、この記事を執筆している2026年2月15日時点で、あなたが高校1年生だとしましょう。
昨今では入試方式も多様化していますが、恐らく多くの受験生が受けることになるのが「大学入学共通テスト」です。独立行政法人大学入学センターが毎年1月13日以降の最初の土曜日とその翌日の日曜日に実施している、言わずと知れた大学受験生の登竜門ですね。
現時点の高1生は、2028年1月に共通テスト本番を迎えます。
共通テストの入試日まであと2年間あるから、「遠い未来」なのでしょうか?
日々の勉強を続けて、一発で成果を出せる人であれば、確かにそうかもしれません。
でも、普通はテストでうまくいったり、いかなかったりを繰り返しますよね。
うまくいかなかったときは、これまでの勉強方針を見直し、新しいやり方を実践する必要があります。当然、その結果が出るまでに時間を要します。
ということは、最初のゴールを入試日に設定すると、かなり高い確率で「あ、間に合いませんでした」となってしまうわけです。その時にはもう、方針を見直して改善する時間なんて、どこにもありません。浪人するか、現役で志望校のランクを落とすしか選択肢がなくなるわけです。

確かに志望校には合格したいな…
では、最初のゴールは一体いつで、それまでに何ができていれば良いのでしょうか?
最初のゴールは受験の1年前
どんなに忙しくて勉強時間が確保できない生徒でも、このラインは譲れません。
つまり、2027年1月時点で、今の高1生はひとまずの受験のゴールを迎えるわけです。
皆さんは、「共通テスト同日模試」(以下、「共テ同日」)というものをご存じでしょうか。
全国の受験生たちが本番の共通テストを受験している入試日当日、数時間遅れで全国の大手予備校で高1生、高2生向けに実施されている、同じ試験問題を使った模擬試験です。
つまり、
- 全国の高1生、高2生の中での自分の立ち位置
- 同じ志望校を目指している人たちの中での立ち位置
- 同じ志望校に合格した先輩たちの成績との差
を知ることができる、非常に大切な模試です。
この模試を踏まえて、高校生活ラスト1年間における自分の勉強方針を決める必要があります。
現役生にとっては、確実に現役合格を目指すのであれば、高2の共テ同日が受験本番で、高3の1年間は浪人生活、くらいの心づもりでいたほうがいいわけです。
ゴールからの逆算思考
さて、話を戻しましょう。
共テ同日で自分のこれまでの勉強方針を振り返るには、当然ですがそれまでの期間に受験勉強が必要です。勉強していないと、方針が「合っていた」「少しズレていた」の答え合わせができませんからね。
では、それまでに準備期間はどのくらい必要ですか?
志望校が国公立か私立か、科目数が多いか少ないか、人によって差こそあれ、少なくとも1年は見ておきたいですよね。いや、1年で足りるかも本当は分からないですよね。
ということは、どんなに遅くとも、2027年1月の共テ同日からさらに1年前、つまり2026年1月には受験勉強を開始している必要がある、ということですよね。運動部などで平日の勉強時間がほとんど確保できないのであれば、期間を長めに取って時間数を稼ぐほかありません。

2026年1月って…あれ、もう過ぎてるじゃん。
さて皆さん、これでも「受験は遠い未来」と言い切れますか?
何をすべきか
受験が決して遠い未来ではない、と分かったところで、皆さんにやってほしいなと思うことが、以下の2つです。
- 入試本番までのカレンダーを作り、各時期の目標得点を設定する
- 各時期の目標得点を達成するための勉強方針を立て、実行する
この2点に尽きます。
各時期の目標得点は、年単位ではなく、1~2ヶ月単位で模試の予定を設定し、そこでの目標得点を決めてほしいです。いわゆる「マイルストーン」ですね。
そして、その目標得点が実現するための勉強計画を、1週間単位で立てて、それを実践してほしいです。
要は、PDCAサイクルを短期間で回して、必要な修正をガンガン加えていってほしい、ということです!
もちろん、最初から計画を完璧に作り込む必要はありません。途中で志望校が変わることや、模試の受験必要性がなくなったり、新たに出てきたりすることもあります。
あくまでも、現時点での計画を、仮置きでもいいので可視化した上で、日々の勉強に臨んでもらいたいです。

確かに、闇雲に走り続けるんじゃなくて、自分が走るべき方向性が分かっていたら、間違った方向に進んでしまったときに、すぐに修正できるね!
今回のまとめ
今回は、多くの受験生が受験することになる共通テストを事例に見ていきました。
主なメッセージは、3つありましたね。
- 大学受験は、遠い未来の話ではない
- 入試本番から逆算したカレンダーを作り、各時期の目標を設定すべし
- 目標を達成するための勉強計画を立てて実行すべし
遠い先だから…と思っていたそこのあなた、全国の賢いライバルたちは、既に計画的に動いています。
だからこそ、敢えて私は高1生、高2生のことも、「受験生」と呼ばせてもらいます。
「もう手遅れだ…」と気後れしているそこのあなた、まだ間に合います。入試本番までにできることをしっかり考えて、すぐに行動に移していきましょう!
皆さんにとって一番納得のいく、最高の入試結果が得られることを祈っています。
全国の受験生、頑張れ!!!

