こんにちは!東大生ぬんたです。
皆さんの中に数学の勉強で躓いている人、いませんか?

こいつと物理のせいで留年まっしぐらだゼ…
中学、高校を合わせると6年間という非常に長いお付き合いになる数学。苦手科目にしたくないですよね。
そんな数学ですが、最初の勉強アプローチを間違えて、いわゆる”出オチ”をしないためにも、なんとしても避けたいNG行動があります。
今回は、数学を苦手にしないために避けるべきNG行動3選を紹介していきます。ぜひ、皆さんもついついNG行動をとってしまってないか、セルフチェックに活用してみてくださいね!
NG行動3選
授業を初見にするなかれ
まさか皆さん、学校の授業で新しい単元を扱うとき、授業で初見、なんてことはしていませんよね?
前提を捉え違えてしまっている人が多いのですが、そもそも数学の授業は新しい知識を教えてもらう場ではないんですね。過去に予習してきた範囲を振り返る、いわば「復習と確認の場」です。
もちろん、いろんな勉強方法があるとは思います。しかし、授業で新しい単元を扱う時点で、「初めて聞く話だぞ…」という生徒と、「既にだいぶ前に問題演習含めて勉強済みだよ!」という状態とでは、歴然とした差が生じてしまうのは、想像に難くないのではないでしょうか。
目安としては、
自分の予習範囲=授業進度+半年間
くらいの余裕をキープし続けることをオススメします。
こういうことを言うと、

ぬんた氏さあ、そんな時間どこにあるんよ?負担が重すぎるってば!
こんな声が聞こえてきそうですね。
でも、考えてみてください。
負担が少し重たいのは、半年分のリードをつけるための最初の期間だけです。リードタイムさえ作ってしまえば、授業の進度と同じくらいのスピードで予習を進めていけば良いのです。
このリードタイムを作る絶好のチャンスが、春休みですね。
もちろん、夏休みや冬休みも予習を進めるのには良いチャンスです。ただ、期間が長い分、宿題が多いですよね。
それに比べて、春休みってなんだか宿題の負担が少し軽くないですか?
年度も切り替わりますし、始業式が終わっても、教科書の配布やらオリエンテーションやらで、なかなか授業が始まらないことも多いはず。
こういった期間を活かして、勉強進度をガンガン進めた人は後々、圧倒的に有利になります。
「次回のテスト範囲はここか。あ、一応全部、既に勉強終わっているな~」
こんな状態だったら、学力面でのメリットだけでなく、なんだか気持ちにも余裕が生まれますよね!

そんなこと言われても!1人でどうやって予習なんて進めればいいの?
「脱・初見状態」を目指す人にとって、最高の相棒となるのがチャート式です。高校数学の王道とも言うべき参考書ですね。
また、最近では中学数学の範囲にも対応したチャート式が出ています。
高校数学のチャート式は、難易度の易しい順に「白・黄・青・赤」の4種類がありますが、多くの人は「黄チャート」か「青チャート」を使っています。
どの難易度のチャート式にも共通で言えることとして、単元ごとの丁寧な説明、例題ごとの導出過程の丁寧な解説が定評です。

なるほど、ちゃんと丁寧な解説があるのなら、独学でも新しい単元を予習可能だね!
また、もし現時点でご両親に家庭教師をつけてもらっているという恵まれた人がいたら、今すぐにご両親に感謝の言葉を伝えてください。
だって、予習教材×家庭教師、ですよ?
独学の予習でも強力な効果を発揮するのに、家庭教師に予習まで手伝ってもらえたら、実質的に学校の授業を2回受けているようなものですからね。数学を苦手科目にしないどころか、得意科目にだってできちゃうわけです。鬼に金棒とは、まさにこのことです。
2周目は計算するなかれ
さて、皆さんの多くは通っている学校から数学の問題集を配布されて、宿題として課された範囲を提出する機会がしばしばあると思います。
中には提出期限に間に合いそうになく、模範解答を写すとか、そこまでではなくても、1周解いて丸付けもせずにおしまいにしてしまう…そんな残念な人もいるかもしれません。

まあ、そういう人はまず、「ちゃんと計画的に問題集を薦めよう」「丸付けはその場でしよう」「復習はしよう」って感じだね…
一方で、そのハードルをクリアして、きちんと2周目まで演習できているよ!という人もいると思います。
2周目の演習までしっかりやり切るというのは、非常に良い心掛けですし、ぜひとも今後続けてもらいたいです。人間、特殊な才能を持った一握りの人以外は、一発で習得だなんて不可能です。繰り返し練習してこそ、テストの点数がアップします。
ただ、せっかく2周目を解いていても、残念なことに学習効果が今ひとつになってしまっている人が一定数いるのも事実です。

私は学校配布の問題集をテスト当日までに2周どころか、4周も解いた上で受験したのに、思ったように点数が取れなかった…先生、どうしたらいいのでしょうか……
ヤマガラにしては珍しく、きちんとテストに向けた準備をしています。

…って話している同級生がいた、って話。俺じゃないよ。
やっぱり…
それはさておき。
しっかり何周も問題演習を行ったはずなのに、なぜか本番で点数が伸び悩む。どうしてなのでしょうか。
多くの場合、問題演習の目的意識がズレてしまっていることが原因にあります。
恐らく多くの人は、問題集の2~3周目を解くときに、全ての問題において最後まで計算をしていませんか?
数学の問題集の中には文章題など、細かい計算をすることよりも、問題文から条件を正確に読み取り、正確に立式ができていることのほうが重要な問題もあります。テストだと、記述問題として出題されるものですね。
問題集に載っている文章題を解く目的は、立式、つまり日本語を数式に置き換えるという作業を練習するためです。
なのに、細かい足し算や引き算などを最後まで行い、必要以上の時間を費やしてしまっている人、いませんか?

そうは言っても、計算練習だって必要だよ!
もちろんその通りです。決して、「計算練習は不要だ」と言うつもりはありません。あくまでも、文章題の練習をしているときに、計算練習に浮気して勉強の目的を見失わないでほしいのです。
計算は計算、文章題は文章題。
計算練習は文章題とは別に、練習問題を通して行えばいいわけです。
一見、計算問題と文章問題を分けることに何の意味があるのだろう?と疑問に思う人もいるかもしれません。
しかし、2周目以降の演習で細かい計算をカットすることで、問題文の読み解きという作業に専念できるため、解法パターンが記憶に定着しやすくなります。加えて、問題集を周回するスピードも格段に上がります。
目の前の問題を解くことは、あくまでもテスト本番で点数を取るための手段です。
複数の問題の解法をスピーディーにチェックしていくことで、「この問題とこの問題は、本質は一緒だな」「これは違うパターンだな」など、1周目とは異なる景色が見えてきます。
2周、3周と演習を行うこと自体は大切なのですが、あくまでも解法をチェックしていくための手段ですので、チマチマと細かな計算まで行うのは学習効果としては効率的ではないわけですね。
計算問題と解法確認の作業を混ぜないよう、注意してくださいね。
ミスを放置するなかれ
数学という科目が他と異なる最大のポイントは、問題を解いただけでは何の勉強にもなっていないという点です。
社会などの文系科目であれば、用語を1つ覚えるごとに、テストの点数も1点ずつ伸びていきます。
しかし数学は、解ける問題を何度解いていても、解けない問題を放置していても、点数は1点も伸びません。たとえ数時間、ずっと問題を解き続けても、答え合わせを一度もしなかったら学習効果はゼロです。

問題集さえ解いておけば、復習しなくても「勉強はした」と思い込んでいたよ…
学校のテスト、模擬試験、日頃の問題集の演習、授業プリント。いろんな問題を解く機会がありますが、必ず自分の間違えた問題の正しい解法をすぐにチェックしてください。
そして、必ず1週間後に再度解き直してみてください。驚くほど忘れていると思います。

解き方、全部忘れた…やっぱり向いていないんだ…
こう思ってしまう人は要注意!!
「しばらく経って解けなかったから、もうダメだ」ではなく、「あ、間違えちゃったな、今がテスト本番じゃなくて良かった!」と思える人が一番伸びます。
練習のときのミスは点数アップのチャンスです!テスト本番でミスできない分、勉強のときに沢山、ミスしておきましょう。そしてミスを放置せず、1つずつ潰していきましょう!
今回のまとめ
今回の記事のメッセージは、
- 授業進度+半年間の予習を徹底、授業を初見にしてはならない
- 問題集2周目は細かい計算に囚われてはならない
- ミスはすぐに復習、放置してはならない
でした。
中学数学と高校数学では、扱う単元も難易度も異なりますが、本質的な勉強方針は共通しています。
ぜひ、上記3点を意識して、心のゆとりのある数学ライフ(?)を満喫してもらえたらと思います!
それでは、次回の記事でお会いしましょう!
