こんにちは!東大生ぬんたです。
今回は、難関大受験生に向けた、ちょっとニッチな内容です。
旧帝大受験生の皆さん、共テの目標得点は設定できているでしょうか。
本番は○○点必要!と分かっていても、「今の時期にこの成績で、問題ないのかな?」と、少し気になりますよね。

特に高1、高2の時のマーク模試って、判定が甘すぎて参考にならないし…それでいて、高3になったら急に判定厳しくしてくるから、もう鬼だよ!
マーク模試の判定は一喜一憂しすぎず、二次の判定が大事、くらいの温度感がちょうどいいですよね。
だとしても、「じゃあ、この得点は実際どうなのよ?」が分からないと、順調なのかそうでないのか、判断がつかないと思います。
挙げ句、予備校によって難易度がブレたり、判断がかなり難しいですよね。
そこで今回は、一つの参考値として、私が受験生時代に受けていたセンター試験同日模試の成績を大公開したいと思います!
全て実際に行われたセンター試験の問題で、かつ同日に受験した結果です。「ふーん」くらいの感覚で読んでもらえたらと思います。
前提
さて、振り返っていく前に、大前提をお話ししておきます。
まず、私が受験した東京大学では、センター試験の英語リスニングが科されていませんでした。そのため、受験結果は載せておきますが、総合得点はリスニングを除いた900点満点で表示します。
地歴・公民の選択科目は日本史B・世界史B、理科基礎の選択科目は物理基礎・化学基礎でした。
また、プロフィールにもある通り、私は5歳から英語を習い始めて、中2のときに英検1級に合格しており、英語が得意です。
他方、暗記と理数がやや苦手なので、歴史と数学があまり得意ではありません。好きではあったのですが…
というわけで、毎回英語の得点だけはバグっているのですが、そこだけご了承ください。
また、センター試験時代の話なので、共通テストとは難易度が異なる点、当時は「情報Ⅰ」が科されていなかった点だけ留意してもらえたらと思います。
センター試験の点数、大公開!
2017年(中3)
さて、中3の同日模試です。

は…?中3から受けたの?
そうです。
私含め、中高一貫校の生徒の中には、中3からセンター同日模試(現共テ同日模試)にチャレンジしている人もチラホラいました。
この時期に大事なのは、得点を取ることではなく、まずはチャレンジしてみることですね。
中国の兵法書「孫子」にもありますが、まさに「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」です。自分がいずれ受ける試験の難易度と、自分の実力は、早いうちに知っておくに越したことはありません。
「大学受験は遠い未来だと思っていた…」という人は、まずこちらの記事を読んでみてくださいね!

では、中3のぬんた氏は、2017年度大学入試センター試験で何点取れたのか?
スコアは、こちらです。
| 科目 | 配点 | 得点 | 全国平均点 |
|---|---|---|---|
| 英語(筆記) | 200 | 184 | 123.73 |
| 英語(リスニング) | 50 | 50 | 28.11 |
| 国語 | 200 | 90 | 106.96 |
| 数学Ⅰ・A | 100 | 73 | 61.12 |
| 数学Ⅱ・B | 100 | 36 | 52.07 |
| 日本史B | 100 | 40 | 59.29 |
| 世界史B | 100 | 44 | 65.44 |
| 理科基礎 | 100 | 43 | 58.28 |
| 総合計(リスニング除く) | 900 | 510 | 526.89 |
900点満点中、510点(56.7%)という結果でした。
はい。真面目に戦えた科目と、コロコロ鉛筆で解いた科目との差が顕著ですね。
特記事項としては、
- 得意な英語で9割を超えた
- 学校で習っていた数学Ⅰ・Aで7割を超えた
- 古典が全く理解できないながらも、現代文に必死に食らいついて57/100点をもぎ取った
くらいでしょうか。
特に、得点が安定しなかった数学Ⅰ・Aで全国の高3受験生平均点を上回ることができたのは、とても嬉しかった記憶があります。「3年分のリードがあるぞ!」ってはしゃいでましたね。これが慢心に繋がって最後まで得点が伸びないという痛い目に遭うのですが…。
あとは、同級生の東大志望の子で総合7割とっている子がいて、ビビり散らかしていた記憶がありますね。だって、まだ中3ですよ?もう来年には旧帝大どこか受かるんじゃないかと本気で思いました。

まあ、どの世界にも凄い人って必ずいるからね…
2018年(高1)
高等部に進級し、勉強も軌道に乗ってきました。
満を持して挑んだセンター同日の結果がこちらです。
| 科目 | 配点 | 得点 | 全国平均点 |
|---|---|---|---|
| 英語(筆記) | 200 | 200 | 123.75 |
| 英語(リスニング) | 50 | 48 | 22.67 |
| 国語 | 200 | 72 | 104.68 |
| 数学Ⅰ・A | 100 | 82 | 61.91 |
| 数学Ⅱ・B | 100 | 65 | 51.07 |
| 日本史B | 100 | 59 | 62.19 |
| 世界史B | 100 | 42 | 67.97 |
| 理科基礎 | 100 | 59 | 61.74 |
| 総合計(リスニング除く) | 900 | 579 | 533.31 |
900点満点中、579点(64.3%)という結果でした。
高1時点だと、国数英の主要3科目の成績が最重要ですね。順に見ていきましょう。
まあ、英数はいいでしょう。
問題は国語。なんですかこれは。中3のときから下がっているし…
敗因はいくつかありますが、
- 制限時間内に終わらせることだけに執着し、解き方が雑になった
- 現代文で大コケして38/100点
- 漢文の知識が不足し、5/50点という猿以下の点数をたたき出した
このあたりですね。
何が恥ずかしいって、試験直後は140点ぐらいあるかな?と本気で信じ込んでいたことです。

アホか。一体どこからそんな自信が湧いてくるんですかね??
そんな中、得意の英語で満点を獲得できたのがせめてもの救いでした。東大文一はB判定(高1基準)で事なきを得ましたが、東大理系志望の仲間に国語でダブルスコアを取られてしまう、とても苦い思い出となりました。

文系なのに、国語で理系の子に惨敗…
2019年(高2)
入試本番まで、あと1年。
同日模試を受験するのは、これで最後になります。
高1生と異なり、理科・社会の完成度も求められる高2生。失敗は許されません。
授業の進度上、世界史Bだけは全範囲の半分くらいしか学習が終わっていませんが、独学で学習した日本史Bや理科基礎は既に範囲を終えています。
「まだ未習だし!」という言い訳ができないわけです。
加えて、チラチラよみがえる、国語72点のトラウマ。この1年間、友人にも散々からかわれ続けました。
絶対に失敗できない、本番のつもりで臨む大一番。結果は、以下の通りでした。
| 科目 | 配点 | 得点 | 全国平均点 |
|---|---|---|---|
| 英語(筆記) | 200 | 194 | 123.30 |
| 英語(リスニング) | 50 | 50 | 31.42 |
| 国語 | 200 | 173 | 121.55 |
| 数学Ⅰ・A | 100 | 79 | 59.68 |
| 数学Ⅱ・B | 100 | 89 | 53.21 |
| 日本史B | 100 | 81 | 63.54 |
| 世界史B | 100 | 59 | 65.36 |
| 理科基礎 | 100 | 72 | 61.80 |
| 総合計(リスニング除く) | 900 | 747 | 548.44 |
900点満点中、747点(83.0%)。
大・大・大勝利。
あまりの充実感に、一時的に受験が終わった気分になりました。

おいw それはダメだろ
前年の反省を踏まえて、古文・漢文の学習に力を入れた結果、古典91/100点を獲得。現代文も丁寧な読解練習を繰り返し、82/100点で踏みとどまることができました。
あとは、苦手意識のあった社会と数学ですが、数学Ⅱ・B 89/100点、日本史B 81点と、高2生としては大健闘できたのも凄く嬉しかったです。そして多分これがピークでした。本番も点数あまり変わってません(反省)
結果、圧巻の東大文一A判定を勝ち取ることができました。

2020年(高3)
入試当日、朝から雪が降っていました。
今思えば、なんでこんな寒い時期に入試をやるんでしょう。風邪もインフルも流行るし、電車も雪で止まるし。

正直、夏とかにやってほしいよな。
ちょうど中国で未知のウイルスが流行り始めたというニュースが入ってきた頃でした。時代を感じますね…
会場までのバスの中で最終確認を行い、友人とお互いを激励。
バスを降りると、応援に駆けつけてくれた高校の先生が出迎えてくれました。
31年間に渡って実施されてきたセンター試験の、ちょうど最後の年。
「浪人すると入試制度が変わる」と、やたら脅され続けてきた、そんな学年。
今まで積み上げてきたものを、全てぶつけてきました。
| 科目 | 配点 | 得点 | 全国平均点 |
|---|---|---|---|
| 英語(筆記) | 200 | 198 | 116.31 |
| 英語(リスニング) | 50 | 48 | 28.78 |
| 国語 | 200 | 186 | 119.33 |
| 数学Ⅰ・A | 100 | 82 | 51.88 |
| 数学Ⅱ・B | 100 | 86 | 49.03 |
| 日本史B | 100 | 90 | 65.45 |
| 世界史B | 100 | 85 | 62.97 |
| 理科基礎 | 100 | 93 | 61.49 |
| 総合計(リスニング除く) | 900 | 820 | 526.46 |
直前にバスで見ていた物理基礎の予想問題がまさかの的中。全く同じ問題設定で出題され、奇跡の物理基礎50/50点を獲得。
入念に対策していた国語でも、古典100/100点を達成。
そして、英数の難化にめげず、900点満点中、820点(91.1%)という自己ベスト更新。
また、センター利用入試で
- 早稲田大学法学部
- 早稲田大学国際教養学部
に合格。その後も東大の二次試験を受験し、文科一類から合格をいただくことができました。

おわりに
今回は東大生のセンター試験得点推移を見てきました。
高1までに国数英、高2までに文系は社会、理系は理科の第1解答科目だけでも完成させるくらいの心づもりでいたいですね。
加えて、苦手科目や失敗した経験のある科目があっても、勉強計画をしっかりと見直すことで、苦手を得意に変えられる可能性だってあるということも、今回の記事を通してお分かりいただけたのではないでしょうか。

国語を1年間で101点アップって…もはや執念?
センター試験は共通テストとは科目数も難易度も異なりますが、ゴールから逆算した目標を設定する中で、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは皆さん、引き続き受験勉強頑張ってください!!

